スマホで「近くの整骨院」と検索する人が増えている。Googleのローカル検索は年々伸びていて、とくに体の痛みや不調を感じたときに、すぐ近所で通える院を探す行動はもはや当たり前になった。ホットペッパーや紹介だけに頼っていた時代とは、患者の動き方が変わっている。
この検索結果で上位に表示されるかどうかが、新規患者の数を直接左右する。いわゆるMEO対策だ。
Googleビジネスプロフィールの整備が土台になる
MEOで順位に影響する要素はいくつかあるが、まずGoogleビジネスプロフィールの情報が正確で充実しているかどうかが基本になる。ここが雑だと、他の施策をどれだけ頑張っても効果が出にくい。
押さえておきたいポイントを挙げる。
- カテゴリ設定。メインカテゴリは「整骨院」、サブカテゴリに「接骨院」「鍼灸院」などを追加する。カテゴリが正しくないと、そもそも検索にひっかからない
- 営業時間と休診日。祝日や臨時休診も随時更新する。情報が古いと患者の信頼を失う
- 写真。院内の雰囲気、施術スペース、外観を最低10枚は登録する。施術者の顔が見える写真があると安心感につながる。スマホで撮ったもので十分だが、暗い写真や散らかった背景は逆効果
- 投稿機能。週に1回程度、施術のワンポイント情報やお知らせを投稿するとプロフィールの鮮度が上がる
Googleビジネスプロフィール最適化チェックリストも参考にしてほしい。
口コミ数と星評価がMEO順位を動かす
Googleのローカル検索アルゴリズムでは、口コミの量と質が順位に強く影響する。口コミが多く、かつ評価が高い院は、地図検索の上位3枠に入りやすくなる。
ただし、整骨院にも口コミを集めにくい事情がある。施術後は体がだるかったり、着替えに時間がかかったりする。そこで「口コミお願いします」と声をかけるのは、患者にとって負担になる。美容室のように会話が弾む場面も少ない。
口コミ獲得を自動化しませんか?
無料プランで試してみる施術後のQRコード提示で自然に投稿を促す
整骨院で口コミ投稿率を上げるなら、施術後の導線をつくることが鍵になる。
具体的には、着替えを済ませて受付に戻ったタイミングで目に入る場所にQRコード付きのPOPを置く。あるいは次回予約カードにQRコードを印刷して手渡す。患者は帰宅後に自分のペースで投稿できるので、院内で焦って書く必要がない。
QRコードで口コミ獲得率が3倍になった事例でも紹介しているが、設置場所とタイミングの工夫だけで投稿数は大きく変わる。
ふえるんのようなツールを使えば、QRコード読み取り後に簡単な質問に答えるだけで投稿文の下書きが自動生成される。何を書けばいいかわからないという患者のハードルを下げる整文補助の仕組みだ。
低評価を公開前にキャッチする
口コミを積極的に集めると、施術に満足しなかった患者の声も届くようになる。星1の口コミがGoogleに並ぶのは集患にとって痛手だ。
ふえるんでは、QRコード読み取り後にまず満足度を確認するステップが入る。高評価の患者はGoogleの口コミ投稿画面へ進み、低評価の患者は院に直接届くフィードバックフォームへ分岐する。不満の声はGoogle上に公開されず、院長が個別に対応できる。
この仕組みがあると、口コミを集める施策を安心して続けられる。低評価口コミへの返信テンプレートも合わせて準備しておくと、万が一公開された場合にも素早く対応できる。
MEO対策は継続がものを言う
一度プロフィールを整えて終わりではない。Googleは情報の鮮度も評価するため、定期的な更新と口コミの継続的な獲得が順位を維持する条件になる。
整骨院のMEO対策をまとめると、やることは3つに集約される。
- Googleビジネスプロフィールの情報を正確に、写真を豊富に登録する
- QRコードと整文補助で口コミ投稿の導線を整える
- 月に一度、口コミ数・星評価・検索順位の推移を確認して微調整する
広告費をかけずに新規患者を増やせるのがMEOの強みだ。地道な積み重ねが、半年後に「近くの整骨院」で上位表示される院とそうでない院の差をつくる。